地下室のある家の5つのメリット
MERIT
最近では、地下室を活用して趣味や子供との生活を楽しむ方も増えてきています。
そこで、地下室のある家の5つのメリットをご紹介します。
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最近では、地下室を活用して趣味や子供との生活を楽しむ方も増えてきています。
そこで、地下室のある家の5つのメリットをご紹介します。
MERIT
MERIT 01
地下室のある家の最大のメリットと言っても過言ではないのが、耐震性能の高さです。
地震大国とも言われる日本において、住宅の耐震性能はとても重要なポイントです。
地下室は地面に埋まっているため、当然地面の揺れと一緒に揺れることになります。
一方で、通常の建物は地震が発生すると、地上より高くなればなるほど左右に激しく揺れます。
地下室の壁のコンクリートやその周りを取り囲む土が緩衝材になることで、地下室の揺れは地上の約半分とも言われています。
さらに、地下室のある家は地下が住宅の深い基礎の役割を果たすことで、地震で倒壊する被害が少ないことが分かっています。
実際に、地下室が地震で倒壊したというケースはほぼありません。
MERIT 02
限られた土地を最大限に活用したい。室内スペースをできるだけ確保したい。とはいえ、都市部などでは、広い土地を確保するのも難しいもの。
さらに、土地には「容積率」といって、建物を建てる土地の面積に対する延床面積の上限が決められています。
限られた土地で、なおかつ厳しい建築条件のもとでより広々と暮らすためには、土地の有効活用は考えなければならない重要なポイントです。
地下室は、「住宅として活用されており、かつ地階の天井が地面から1m以下の高さにある」などの条件を満たしていれば、1/3の延床面積が容積率のカウントから外されます。
つまり、地下室をつくることで、通常では容積率で引っかかってしまう面積の住宅であっても、一定の条件を満たせば延床面積を増やすことができるのです。
都会などに多い、狭い土地を活用するうえで、地下室のある家はとても有効であると言えます。
また、高い建物を建てられない土地でも、地下室をつくることで最大限に広い家を建てることができます。
MERIT 03
地下室は上部の家を支えるために鉄筋コンクリートで床や天井が厚く作られているうえ、耐久性能を考慮した設計になっているので、自然と防音室のような役割を果たすことができているのです。
さらに、周りを土に囲まれている点も、遮音性能が高い理由のひとつとなっています。
そのため、楽器の演奏を楽しみたい方やカラオケを楽しみたい方、シアタールームとして大音量で映画を楽しみたい方などにとって、地下室のある家はとてもオススメです。
趣味の音楽や映画などを大音量で楽しんでも、音によるご近所トラブルなどの心配がほとんどありません。
遮音性能が高いということは、地下室内から外への音の伝わりはもちろん、外からの音もほとんど入ってきません。
つまり地下室は、外の音を気にせず、趣味に没頭することができる空間となります。
趣味以外にも、地下室を子供部屋として活用したり、夜遅くまで自宅でパーティーを楽しんだりと、使い方は無限にあります。
MERIT 04
地下室をつくる際には建築基準法に基づき、換気・調湿設備の設置が義務付けられています。そのため、地下室は常に換気ができ、湿度も保つことができる状態です。
さらに、地下室は床や壁の計5面が地中に接しているため、年間を通して室温が10〜25度に保たれます。
年間を通して温度がほぼ一定に保たれるので、夏は涼しく冬は暖かい室内温度が実現できるのです。
高気密・高断熱の地下室は、エアコンを使用しての温度管理も簡単に行えるので、消費電力を最小限に留めることができ、省エネ空間の実現につながります。
室内の温度を一定に保ちやすい点を活かして、食料品の保管庫やワインセラーとして活用する人も少なくありません。
MERIT 05
通常の住宅の場合、上の階で大人が歩いたり子どもが遊んでいたりすると、下の階に音が響いたり振動が伝わったりします。
来客中や在宅ワークでリモート会議などをしていると、上の階からの振動や音、衝撃が気になってしまうことも多いものです。
しかし、地下室の場合は、衝撃や振動が他の部屋に伝わることがほとんどありません。
地下室を子どもの遊び部屋などにしておくことで、来客時や在宅ワーク中などの静かにしてほしい時でも、大人も子どももストレスなく過ごすことが可能になります。
地下室をつくることで、限られた土地を最大限に活用した家を建てることが可能になります。メリットをしっかり把握したうえで、土地を最大限に活用した理想の地下室のある家を計画してみてください。
みやま建築設計事務所では、地下室のある家に関するご提案やアドバイス及び土地仲介のご相談を承っております。